これがまた。
妻夫木くんのシルクの真紅のガウンの似合わないぶりがいいのですよ☆
この映画は、相手に不足なし というのもいいですよね。
ヒロインは、悲恋モノであるこの映画の撮影中に妊娠・結婚というおめでたが判明し、
話題になった竹内結子。
はじめて同士から、密接な心身のつながりに溺れていく若い2人。
彼女はやんごとない身分のひとと婚約がきまっていて、
甘く濃く堕ちていく背徳のつながり。
妻夫木くんのわがままに身勝手に愛に溺れて自滅していくナルシスティックなさまが、
憎らしかったり母性本能をくすぐったり。
するのでした。
春の雪出演:
東宝
発売日 2006-04-28
三島由紀夫「豊饒の海」4部作の1巻目を、初の映画化。行定勲監督の下、妻夫木聡、竹内結子という魅力的な共演が実現した。大正初期を舞台に、栄華を誇る侯爵家の若き子息、松枝清顕と、没落の気配を見せ始めた伯爵家の令嬢、綾倉聡子の悲恋を描く。宮家の王子から求婚を受けた聡子が、それでも清顕と関係を持ってしまい、取り返しのつかない運命をたどることになる。
大正の貴族社会を再現した美術に息をのむばかり。『花様年華』などの名カメラマン、リー・ピンビンによる、ゆるやかなカメラの動きも美しい。主演ふたりは、いかにも現代的なイメージだが、格調高いセリフを自分のものにし、独特の貴族社会に溶け込んでいる。クライマックスの妻夫木の演技は鬼気迫るものがあり、岸田今日子ら助演陣も秀逸。この映画版は、誰かを一途に愛すること、そして愛のために身を引くことの辛さを、時代を超えて現代のわれわれに訴える力を持ち得た。「豊饒の海」全体の主人公であり、清顕の親友である高岡の視点から観ると、また違った三島由紀夫のテーマがにじみ出てくる点もすばらしい。(斉藤博昭)
余韻が残る 2005-11-09
原作にかなり忠実であった。
映像、音楽、役者の演技のバランスが取れている。
行定監督の淡々と(突き放)した演出が綺麗な風景と
そこで苦悩する人間の姿の対比をより引きたてていて、
見終わった後に余韻が残る。
押し付けのある説明的な映画ではないので、見た人によって
いろいろ受け取り方のできる映画なのではないかと思う。主演二人の演技は予想以上。
妻夫木は攻めの演技、竹内は受けの演技であったがうまくかみ合っていた。
脱ぐ脱がないは大きな問題ではない。脱げば役者根性がある、というのも違うだろう。
妻夫木は子供から禁断の愛を経て大人になっていく様をしっかり演じていたし、
竹内の繊細な表情は見事、であった。
詳細をアマゾンでチェックする